柳葉敏郎、長さんとの“踊る”秘話語る「癒されていました」 [映画]

柳葉敏郎、長さんとの“踊る”秘話語る「癒されていました」
オリコン 9月23日(日)11時45分配信


15年の歴史の完結編となる、
現在公開中の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』に
出演する俳優・柳葉敏郎がORICON STYLEのインタビューで、
故・いかりや長介さんとの撮影秘話を明かした。

ドラマスタート時から、キャリア組の室井慎次(柳葉)は
撮影中も湾岸署の仲間になかなか入れず、
離れた場所で一人待っていることも多かったと告白。

一人、高まる緊張感と対峙するなか、
“和久さん”がふらりと側に来てくれることで
「張り詰めたものがスーッと癒されていました」と、懐かしんだ。

【踊る特集】最後だから話せる、
柳葉にとっての亀山Pは
「越えなければならない師匠」

織田裕二演じる主人公・青島俊作を“サラリーマン刑事”として
新たなヒーロー像を打ち出した同作だが、
柳葉が演じた室井慎次はもう一人のヒーローだった。

柳葉といえばトレンディドラマの顔として、
『すてきな片思い』(90年)や『29歳のクリスマス』(94年)など
代表作では常に明るく熱血漢な役が多かったが、
同作では一転。

口数も少なく冗談も通じず、眉間にシワを寄せた姿は、
いつしか“柳葉=室井”として定着し、
スピンオフ映画『容疑者・室井慎次』が
公開されるほどの人気キャラクターとなった。

「室井はよく戦ってきました。戦いっぱなしでしたね」と
盟友の勇姿を称える柳葉。

「東北大の室井がキャリア組というのはありえない設定なんです。
そんな成り上がりの男ですが、僕が東京へ出て来たときと
同じような想いがあるんじゃないかなと。
そういう気持ちをずっと忘れずに持って演じてきて、
気がついたら15年経っていました」と、
役への思い入れは深い。

 『踊る』の出演者やスタッフはそろって
「柳葉さんの時は話しやすいが、
室井さんになると近づきがたいオーラがあった」と口にするが、
本人は「それは勘違い」と笑う。

「テレビシリーズのスタート時から僕がどれだけ
湾岸署の輪に入りたかったことか。

『なんでオレは輪に入れず一人なんだ?』と、
結構つらい時間を過ごしてきました(笑)。

でも、室井を演じるためにはそうせざるを得なかったんですよね」。

作品を成立させるための演者との距離感だった。

「僕はいつも(撮影現場の)階段のところで座っていることが多くて。
時々、いかりやさんが来てくれて、競馬の話とか話し相手をしてくださるんです。
張り詰めたものがスーッと癒されていました」と目を細める。

劇中の「和久さん」と重なる温かい気遣いに助けられていた。

先日開催された公開記念の舞台あいさつでも織田が披露した
“青島コート”は同作を象徴するアイテムの1つだが、
室井にも同様にトレードマークといえる黒のロングコートがある。

「僕もあれがないと室井にはなれないですね。
青島と同様に室井にとって黒いコートはユニホームです」。

最後に、もう1度“室井慎次”へのオファーが来たら? と
尋ねると「もちろんやります! 断る役者はいないでしょう」と
満面の笑みをみせた。

1997年からスタートし、今や国民的ヒット作として誰もが知る作品と
なった映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は現在公開中。

7日の公開からすでに興行収入30億円を突破しており、
新記録樹立に期待がかかる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120922-00000304-oric-movi





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